星空を撮りに行こう

最近は天気が悪い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は星を撮りに行こうと思います。
っていうか、行ってきました。

行ってきたのは釧路町の旧岩保木水門。今年の頭に熊ちゃんが出たところです。

必要な機材は

一眼カメラ
三脚
懐中電灯(赤のフィルターがあると便利)
天空儀(またはスマホアプリ)
養生テープorガムテープ
時計

三脚に乗せます。この時は空を広く撮りたかったので28mm、F3.5のレンズを使いました。
オートフォーカスをマニュアルにして、ピント位置を∞にします。
ピント位置を合わせたら、ピントリングが不用意に動かないように養生テープで固定します。

長時間露光という手法を使います。シャッタースピードを30”(30秒)より遅くするとbulb、さらに遅くすると「==」のような表示が出ます(機種によります。場合によってはない機種も)。これは一度シャッターを切ると、もう一度シャッターボタンを押すまで露光を続けるというモードです。7分ほど、露光を続けるとこうなります。

28-200mm,F3.5-6.3。28mm,F3.5,ISO200, 405秒露光。RAW

もっと露光を長くすれば、星の軌道が長くなります。この日、すぐ近くで鹿が騒いでいたので、集中できずに中途半端なものしか撮れませんでした。直ぐ側でキュンキュン鳴かれると、こっちも不安になる。

今度は望遠レンズに切り替えて、星を点止めしようと思います。80-200mm、F2.8。80mmでISO感度6400。ボディ内ノイズリダイレクションON。シャッタースピードは10”。

80-200mm、F2.8。80mm,F2.8,ISO6400,10″露光、RAW

設定を変える時は赤色のライトを使うと、自分の目を眩ませないので便利です。目の中の瞳孔は明順応(瞳孔が小さくなる)のは早いのですが、暗順応(瞳孔を開く)のには時間がかかり、しばらく視力を奪われます。

星座を点止めするならば天空儀あるいはスマホのアプリで位置をフィックスしとくと撮りやすいです。

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